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2006年12月08日
Gn-Rhアンタゴニストとは(まずはアゴニストから)
昨日の話の続きですが、普通体外受精の際に使われているのはGn-Rhアゴニストです。何のために使うかと言うと自立排卵を止めるためです。hMG製剤を投与して多数の成熟卵を胞を作りますが、勝手に排卵すれば卵子を取ることは出来ません(排卵したら卵管内に吸い込まれます:動物実験で卵子を使う場合は排卵させて卵管から回収します)。この自立排卵を防止するためにGn-Rhアゴニストと言う薬を使います。商品名としてはスプレキュアやナサニールなどと言ったものが有ります。当院ではナサニールの
ジェネリック商品(中身が同じ後発品)であるナファレリールという薬を使っています。自立排卵をとめると言うのは脳下垂体からLHと言うホルモンの分泌を抑えることです。LHが急激に分泌されると(これをLHサージと呼んでいる)、これを引き金にして排卵が起こります。この薬は少なくとも10日以上使わないとLHサージが抑えられません。この薬の長期使用は卵巣に対するhMGの反応性を弱めてしまう事です。
特に卵巣の機能が低下気味の人では、さらにこの作用が表に出てき、卵胞の発育が抑制されることがあります
投稿者 jart : 2006年12月08日 15:37