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2008年12月20日
日本の着床前診断の成績
皆さんもお分かりの事と思いますが、着床診断は分割した受精卵の1つの割球(例えば8細胞胚の1つの細胞-割球のことです)、を取り出し、色々な病気の遺伝子の有無などを調べる検査です。常識的にはこの検査をして、正常な受精卵の確認をすれば、通常よりも高い妊娠率(低い流産率)になると考えられますが、残念ながら日本での成績は逆です。2005-2008年の実施デ-タによれば、64件実施して妊娠は10件、つまり妊娠率は20%にも満たないと言う結果です。これの多くの原因は技術的な問題が大きいと思います。正常の分割卵から1つの割球を取るときに何らかネガティブな影響を及ぼしたのでしょう。
海外でも同様な結果が出ています。何よりも技術の向上が望まれます。また、この検査を万能と過信して、安易に行うのは慎んだ方が良いと思います
投稿者 jart : 2008年12月20日 23:58