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2010年07月22日

栄枯盛衰

先日、某大学病院から診療案内の本が郵送されてきました。某大学はART診療では草分け的存在で、少なくとも10数年前まではこの領域の中心施設でした。送られてきた本の中の産婦人科のページを見て驚きました。昨年の採卵数は28件、移植数は融解胚を含めて37周期で、総妊娠数は7件のみで移植当たりの妊娠率は19%に過ぎませんでした。先ず、実施件数の少なさに驚きました。これが時代の流れという事なんでしょうね。かつて病院主体でART診療が行われた時代は既に過去のものとなったと言う事でしょう。病院では診療時間の制限(夜診などもありませんし、土日も診療できない)があり、また専門スタッフ(培養士など)を集中的に集める事も出来ないので、この医療を担うのは難しいでしょう。
妊娠率が異常に低い原因としては実施件数の少なさが関係していると思います。いくら優秀なスタッフが揃い、施設も充実していたとしても稼動していないところでは満足な成績は無理でしょう。
ま、夏草やつわものどもが夢のあと と言うところでしょうか

投稿者 jart : 2010年07月22日 20:40

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