2010年10月28日
12月のセミナー
12月のセミナーは11日に決めました。本年最後になるので多くの参加お待ちしています。
また11月のセミナーは予約が一杯になりました。今から、参加希望の方は12月の会に予約ください
投稿者 jart : 2010年10月28日 21:09
コメント
セミナー盛況ですね。
ところで、少し前ですが9月6日のブログでのぶさんのコメント(なぜ日本では新鮮胚の成績が芳しくないのか)言われてみれば私も気になります。先生は思い当たる事がありますか。
投稿者 ソフィア : 2010年10月29日 13:14
日本での新鮮胚の成績が芳しくないのは技術の問題ではないと思います(実施件数の少ない施設での技術的問題はあると思いますが)。日本ではある程度以上の実施件数がある施設での体外受精は凍結融解胚移植を主力としています。当院でも70-80%は凍結融解胚移植です。
何故、この様になるかと言えば、一般的な排卵誘発で多くの卵胞が出来たような状況は、多くの受精卵が出来、良好受精卵も多く出来ます。
このような条件で新鮮胚移植した場合の問題点としては、妊娠率が少し下がると言う点とOHSSが発症すると言う点にあります。着床率が下がる原因は高ホルモン状況では内膜の発育が早まり、受精卵が着床状態になった時には既に、着床時期が終わって、着床できない状態になっているからだと言われています。当院でも10個前後の採卵での新鮮胚移植と凍結融解胚移植を比較するとかなりの差で凍結融解胚の方が良いです。ただ、このような条件での新鮮胚移植でも胚の条件が良いのでそこそこの妊娠率にはなります(胚移植当たり30%以上はあります)。
当院では、新鮮胚移植は少数採卵しか出来なくて、胚の状態もやや悪い条件の場合がほとんどで、そう高い妊娠率は期待出来ないです。おそらく、他の大手のクリニックも同様の考えで条件の良い症例は凍結して、条件のやや悪い症例は新鮮胚移植するというパターンになっているから、結局、新鮮胚移植の妊娠率が悪いと言う結果になっていると思います。欧米はどういう訳か(想像は出来ますが)今も新鮮胚移植が主力です。だからこそ、このパターンの妊娠率が良いのでしょう
投稿者 jart : 2010年10月29日 23:55
解り易く説明して下さって、ありがとうございました。
投稿者 ソフィア : 2010年10月30日 10:26